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■No.23■ |
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■2005年5月12日〜2005年7月19日■ |
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1.『コンボイ』
絵師:送り狼さん
(05/5/12) |
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2.『帽子』
絵師:送り狼さん
(05/5/19) |
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3.『怪物』
絵師:送り狼さん
(05/5/22) |
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4.『交響詩篇エウレカ』
絵師:ラすかる
(05/5/24) |
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5.『リュミエール』
絵師:ラすかる
(05/5/31) |
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6.『エクレール』
絵師:ラすかる
(05/6/3) |
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7.『コメットさん星国動乱編』
最終回『動乱の終焉』
兵「大変です、メテオさまが・・・」
女王「どうしたというの?」
兵「地球で戦争が起き、幾多の国の核兵器の撃ち合いで、地球は・・・メテオさま、ハモニカ星国の姫君、ともに生存は絶望的です」
女王「なんと・・・」
王「それでよい」
女王「!?」
王「ワシさえ生きていれば統治などたやすい。多少の損害はこうむったが、結果的にハモニカの姫は死んだ・・・後継ぎなど、どうにでもなろう」
女王「本心のお言葉で?」
王「無論だ。優れたものが生き残るのが世の利。メテオはそれに外れた、それだけであろう」
女王「・・・なるほど」
女王は呟くと、テーブルに置いてあったナイフを取り、流れるような動きで、王を刺した。
王「うぐっ・・・な、何を・・・」
女王「お前が優れたものならば、この刃も通らなかったのではないのか?」
王「馬鹿な・・・私なしで、トライアングルの統治など・・・」
女王「愚か者が、今まで自分自身の力でやって来たとでも思っているのか?」
王「・・・な・・・」
女王「星の子達は、全て私の命令で動いていた。ロクに星の子と話もしない貴様に、星の子達が力を貸すと、何故思ったのだ?」
王「う、うう・・・」
女王「男の王を立てねばならんという制度がなければ、お前などという無能な男を王に立てなければ、星国の統一など、もっとスマートに行えたものを」
女王はそう言って、部屋を出て行った。
地下牢、捕らえられたハモニカの王族が捕らえられている。
女王「出ろ」
ハモニカ王「どういった心変わりかな?」
女王「終わりだ、くだらん茶番はな。戦争は我々の負けだ。生き残ったお前達が星国を統治するがいい」
ハモニカ王「何・・・という事は、タンバリンの王族は・・・」
女王「すでに処刑してある。連中はつまらん事を画策しすぎる」
ハモニカ王「・・・何という事を・・・無駄に多くの血が流れた」
女王「無駄ではないさ。お前が残った。統治すべくものが、結局残った。遅かれ早かれの話だった。
ふふふ、後は、最後の血を流さねばナ」
ハモニカ王「!?」
女王は持っていたナイフで自分の胸を刺した。
ハモニカ王「・・・・・・愚かな女だ」
女王「ふふ・・・」
女王は最後に微笑むと、倒れこみ、息絶えた。
かくして、星国は統一され、ハモニカ王がその王となった。
ハモニカ女王「あなた・・・」
ハモニカ王「王妃よ・・・そなたの思惑通り、すべて事が運んだな」
ハモニカ女王「そうでもありませんわ、コメットが地球までいけるとは、思いませんでしたもの。あの子にはかわいそうな事をしたわ」
ハモニカ王「ふ、一つの星を滅ぼしておいてよくも言えるな」
ハモニカ女王「小さな犠牲ですわ」
女王は薄く微笑んだ。
打ち切りっと(汗)ダメ?(汗
狼先生の次回作にご期待下さい。(ラすかる)
絵師&執筆:送り狼さん
(05/6/16) |
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8.『エウレカ』
絵師:ラすかる
(05/6/27) |
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9.『エウレカさんとツーショット』
絵師:ラすかる
(05/6/30) |
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10.『VF-22』
絵師:ラすかる
(05/7/19) |
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