タイトルタイトルタイトル

 ■No.20■ 
 ■2005年2月13日〜2005年3月10日■ 
シースパロー

1.『シースパロー』
 絵師:ラすかる
 (05/2/13)


ファミコン対戦

2.『ファミコン対戦』
 絵師:ラすかる
 (05/2/16)


体操服メテオ

3.『コメットさん星国動乱編』
第1話「強襲」
地球から帰ってきたコメットさんは、お姫様として、毎日を過ごしていました。
そんなある日、一日だけ地球へ行ってもいいと王様が言ったので、コメットさんは楽しい気持ちを抑えきれないようにトレインに乗って地球に向かいました。
「・・・ラバボー、戻ろう」
「どうしたボ?姫様」
「なんだか・・・なんだかすごく嫌な予感がするの」
コメットさんに言われて、トレインは引き返しをはじめました。
その頃、星国ではカスタネット国の攻撃を受けていました。
「王と王妃は捕らえろ!」
無数のカスタット兵を率いるのはメテオさん。あっという間に制圧してしまいました。
「メテオさん!?」
帰ってきたコメットさんはハモニカ国の惨状に驚愕した。
「コメット!?なんで、あなた、地球に行ったんじゃないの!?」
「嫌な予感がして・・・どういう事なのメテオさん!」
「・・・わざわざコメットの留守を選んだって言うのに・・・馬鹿な子!」
「!?」

 絵師&執筆:送り狼さん
 (05/2/19)


遠足前日

4.『遠足前日』
 絵師:マッキーさん
 (05/2/20)


コメットさん星国動乱編

5.『コメットさん星国動乱編』
第2話「脱出」
「仕方ない・・・こうなったら覚悟しなさい!コメット!!」
「くっ、エトワ・・・」
「遅い!」
コメットさんの体が紫色のエネルギーの球体に包まれた。
「メテオさっ・・・」
「吹き飛べ!」
メテオさんが叫ぶと、凄まじい勢いで紫の球体が加速し、すぐに見えなくなってしまった。
「よいのですか、捕らえろとの命令では?」
「手元が狂ったのよ。新しいバトンにまだ慣れていないの」
「ほう・・・ではそういう事にしておきましょう」
(・・・嫌なやつ。コメット、戻ってくるんじゃないわよ)

とある星。
森の中で倒れているコメットさんを大きな男性と少女が覗き込んでいる。
「・・・ううん」
「あ、気がついたみたい」
「うが」
「・・・ここは、どこ?」
 絵師&執筆:送り狼さん
 (05/2/22)


コメットさん星国動乱編

6.『コメットさん星国動乱編』
第4話「将軍ミフネ」

凶「ミフネさま、制星空権違反のホシをつれてまいりました」
ミ「うむ、お前達は下がってて」
凶「はっ」
ミ「・・・・・・・・・・・・・」
コ(こ、怖そうな人・・・)
ミ「星国の姫君のとんだ無礼をした。琴星の代表者として、陳謝する」
怖そうなおじさんは、突然、地面に膝をつくとコメッさんに向かって土下座をしました。
コ「あ、あの、そんな・・・お頭を御上げになってください」
ミ「先代のハモニカ王には絶大なる恩義がある。この無礼、許していただけるまでは、この頭、不動明王でも上げる事は出来ん!!」
コ「許します、許しますから!」
ミ「かたじけない」
コ「こちらが、そちらの制星空権違反をした事は事実ですし」
ミ「うむ、その事で聞きたい事があるのだ」
コ「はい」
ミ「この琴星が20年前から鎖国体制にあるのはご承知であるな?」
コ「はい・・・お父様から、突然の鎖国に驚いたって聞きました」
ミ「20年前、突然、この琴星国を暗雲が覆い、我らは星力を集める事が出来なくなった」
コ「え、でも・・・イルカさんは地球に・・・」
そう地球でコメットさんはイルカさんに会っているのだ。
星力がなければ地球まで行くことなんて出来ない。
ミ「うむ。我々は暗雲が立ち込めた後、星力の使用を禁じた。そして、最後に星の弓に残された最後の星力でイルカを送ったのだ」
コ「帰りはどうしたんですか?」
ミ「星の弓は片道分の星力しか貯められないのだ。あっちから帰ってきたら、もう空っぽだ」
コ「・・・・・・」
ミ「コメット殿が暗雲を破ってこられたのなら、この暗雲を晴らす方法が分かるのではないかと思ってな」
コ「・・・そうですか、でも・・・」
コメットさんはコレまでの経緯を将軍に話した。
ミ「何と!ハモニカ国が・・・暗雲さえなければ、駆けつけたものを・・・」
コ「だから私も、なんとかハモニカに帰らなければならないのですが、もう星力も・・・」
ミ「そうであったか・・・しかし現状では我々にはどうすることも・・・」
イ「いいえ、お父様、出来ますわ」
コ「イルカさん!」
 絵師&執筆:送り狼さん
 (05/3/1)


護衛艦みらい乗員

7.『護衛艦みらい乗員』
 絵師:ラすかる
 (05/3/6)


コメットさん星国動乱編

8.『コメットさん星国動乱編』
第6話「輝き」

イ「先ほどは失礼しました」
着替えたイルカさんが入ってきました。
コ「それで・・・どうやったら、あの暗雲を晴らすことが出来るの?」
イ「ここに、私の扱う矢があります」
イルカさんは矢を取り出すと、コメットさんに見せました。
イ「コメットさまのバトンをお貸しください」
コ「えっ・・・はい」
言われるままコメットさんはバトンを出して、イルカさんに渡しました。
イ「・・・この矢の対になる弓は、地球に行った時に壊れてしまいました・・・」
イルカさんはコメットさんのバトンと矢を合わせました。
イ「だからこの矢はきっと、ずっとコメットさまを待っていたんじゃないかと思います」
イルカさんがそういうと、矢とバトンがまばゆい光を放ち始めました。
そして二つの物体は光の中で、ゆっくりと一つの形になりました。
コ「これは・・・」
イ「そう、これが・・・輝力(かがやきちから)」
コ「輝力・・・?」
つづく
 絵師&執筆:送り狼さん
 (05/3/7)


日常のちょっとした光景

9.『ちょっとした日常の光景』
 絵師:ラすかる
 (05/3/9)


コメットさん星国動乱編

10.『コメットさん星国動乱編』
第7話「暗雲を払う力」

イ「そう・・・輝力。人の輝きはそのまま力になります。コメットさまほどの輝きがあれば、きっとこの暗雲も晴れます」
コ「輝きの力・・・どうやって使えばいいの?」
イ「知ることです。輝きが力になる。コメットさまはもうそれを知った・・・後は」
コ「そうだ・・・エトワール!・・・きゃっ!?」
コメッとさんの言葉に輝きが反応し、輝きは形になるとコメットさんの手に下りてきた。
コ「これは・・・槍?」
イ「輝きは形を持ちません。その時にふさわしい形に変化するのです」
コ「じゃ、この槍が・・・」
イ「そう、暗雲を払う力」
コ「イルカさん」
イ「はい」
コ「手伝って」
イ「はい!」
コ「私の中の輝きよ」
イ「星の光の輝きよ」
コ「今、私に・・・」
イ「力を!」
コイ『エトワール!』
二人の声が重なると、槍がコメットさんの手を離れて、光の柱になって、暗雲に突き刺さり・・・そして暗雲を貫いた。
コ「やった!」

続く。
 絵師&執筆:送り狼さん
 (05/3/10)


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