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 ■大阪でコメットさん☆ファン同士のオフ会しませんか?■ 

 5月の連休前、エセムークさんにそんな感じで声をかけて頂きました。
主催者さま本人は特にページを立ち上げる予定がないとのことでしたので、どうせならばと参加予定者の一人として、勝手に紹介ページと専用の掲示板を作らせて頂いたりしながら当日を迎えました。
無事終了いたしましたので、わたしの視点からのオフ会レポートを簡単に載せておきます。

 ■エセムークさんからの告知がこちらでした。■ 

 『5月9日(日)13:33 大阪梅田のビックマン前に集合して突発的オフを行います。
とりあえずの参加者は、メテスマ☆のラすかるさんと拙のみ。
当日どういう流れになるかは、当日の流れ次第、という実にいいかげんなオフです。
 参加希望者はレスつけていただくか、不肖えせムークめにメールを。
携帯メール「meteo3@ezweb.ne.jp(メテオさんのイージーウェブ、と覚えて下さい)」
当日参加申し込みも可、ということで、遅刻ビトさんにも優しいオフです。

場所:梅田阪急駅中央コンコース下 ビックマン(大型テレビ)前広場。

時間:9日 13:33 (お昼は一緒にどこかの店で)

目標:えせムーク
(スーツに蝶ネクタイ。イタイ、コメットさんグッズ所持。車椅子。弁護士バッチ。絶対目立っています)

予算:とりあえずお酒コースまでいかない人は三千円で余裕。
アニソンカラオケか? お酒コースは、居酒屋になるか、バニークラブになるか、
どちらにしても五千円程と予算張ります。これも当日の流れ次第。

目的:コメットさん☆とその周辺を熱く語る、なぁんちゃって。

 ということで、皆々様のご参加をお待ちいたしております。

                     えせムーク』

 ■待ち合わせ場所へ。■ 

 この日は残念ながら曇り模様で、朝から雨がパラパラ。
昼前に雨はやんでいたものの、以降ずっと曇り模様のすっきりしない天気でした。

 電車に揺られて1時10分頃、大阪駅に到着。
ここからは徒歩で梅田駅を目指して、ビックマンと呼ばれる大型テレビを探します。
ところが少し歩いただけで、自分がどこを歩いているのかさっぱりわからなくなってしまいました。
地下街はどこまでも店鋪が続いているし、地上はビルでいっぱい。
そこをたくさんの人が行き交うものですから、ますますわけがわからなくなります。
とりあえず周辺を見回して、壁に貼ってある周辺地図をチェック。

 …梅田駅から反対の方角へ歩いていました。

 時計を見ると、もうすでに25分になろうとしています。
慌てて引き返して梅田駅を目指します。
たとえ数分でも遅刻はしたくありませんでした。

 というのも、この日の前日…というか早朝ですね。
4時頃までお絵描き掲示板で、イラストを描いていたからです。
集中してくると止まらなくなり、そんな時間になることも珍しいことではないのですが、しかし今日ここで待ち合わせに遅れたとなると、普段からそんなことを繰り返しているいいかげんなヤツだと思われかねません。

 狭い範囲で何度も行ったり来たりを繰り返し、やがてようやく大型テレビモニターを発見しました。
噂のビックマンです。


-どれだけ大きいのかと思ったら、意外と小さく地味でした。-

 大阪ではそれなりに有名な場所のようなので、もっと今風のキレイな場所を想像していたんですけどイメージと違いました。
時計を見ると33分。
なんとかピッタリの時間に到着できました。
あとは主催者さんを探せばいいだけです。

 エセムークさん自身による紹介文には
『スーツに蝶ネクタイ。イタイ、コメットさんグッズ所持。車椅子。弁護士バッチ。絶対目立っています』
と書かれていたことを思い出しながら、周辺を見回すとすぐに見つけることが出来ました。

 そうして一旦はエセムークさんまで近付いていったわけですが、ところが一番肝心のコメットさんグッズを所持されておりません。
おかしいな?と思って再び周囲を見回すも、辺りには他に該当する人物はいそうにありません。
人通りの多い場所のこと、アニメグッズを持って立っていることは思いとどまったのかもしれないと考え、思いきって尋ねてみることにしました。

 やはりエセムークさんでした。

 言われてよく見ると、右手には何かのアイテムが握られています。
グッズというのはこのオモチャだったみたいです。
何を勘違いしたのか、わたしはてっきり『メモワール・ド・エトワール』を持って待っておられるとばかり思い込んでいたので、その小さなオモチャに気が付きませんでした。
話を聞くと、それはコメットさんの『ティンクルホン』とのことで、その場でピコピコ鳴らせて見せてくれました。
コメットさん☆のこの手のグッズは初めて見たのですが、思った以上に安っぽいアイテムです。
まぁ、子供向けオモチャに過度な期待をするものではありません。

 とにかく、どうにか本人さんと無事逢うことが出来ました。
後はわたしの他に参会者がいるかどうかです。
主催者さんのところへ問い合わせはいくつかあったとのことですが、けっきょく参加表明された方は一人もおられなかった様子。
どうやら二人きりのオフになりそうです。

 とりあえず1時40分まで待ってから、別の場所へ移動することにしました。
その時に見せて頂いたエセムークさんの『メモワール・ド・エトワール』に、『SAMPLE』の赤文字が入っていたことが印象に残っています。
どうしてそんなものを持っておられたのか、なかなか珍しいアイテムです。

 ■最初は昼食。■ 

 まずは昼食をとのことで、案内してもらった場所はあるビルの最上階33階です。
ニヤリと紹介してくれた店は、こんな場所でした。


-今回のようなオフにはピッタリのお店ですね。-



-天井はこんなの、星のテラスの名前はダテじゃありません。-



-いいながめです。-

 窓際の席に陣取り、そこから見下ろす景色はとても高いです。
大阪の街が広範囲に渡って眺めることが出来ます。
狭いながら店内も、いい感じにすいています。
ここへはお昼を食べにきたのですが、わたしはそれほど空腹でもなかったので、ドリンクだけを注文させてもらうことに。

 頼んだものが来るまでの間に、いくつか話をしました。
エセムークさんはコピー誌を出しているとのことを以前に聞いたことがあったので、スケッチのようなものを見せて頂けることも期待していたのですが、今日はそういうものは持っていないとのこと。
残念です。

 えせムークさんがゴハンを食べている間は、座った場所が窓際で隣が壁だったことを幸いに、わたしはスケッチブックを取り出してサラサラとラクガキ。
外で絵を描いたのはこれが初めてだったので、ちっとも集中できませんでした。


-モノクロ絵は久しぶりなので、瞳の描き方を忘れてしまっていました。-

 その後は、食事を終えたエセムークさんにも一枚お願いしました。
右手を痛めているとのことで、左手を使って丁寧に描いて下さいました。
どうやらかなり酷いらしく、キーボード入力もままならならず音声入力を併用しているとのこと。
今回のオフに関して何度もメールを下さっていたので驚きました。


-こちらが申し訳なくなるぐらい、ゆっくり丁寧に描いて下さいました。-

 ちなみに写真は次で最後。


-最上階の展望台から見下ろした駅。-

 この後は身体が疲れていたのか、デジカメを構えることはすっかり頭から離れてしまいました。
今にして思えば、最後までしっかりと撮っておかなかったことが残念です。

 ■『まんだらけ』へ。■ 

 この後は『まんだらけ』という店に連れていってもらいました。
以前、知人にも連れていってもらったことがあるのですが、今回もまたコスプレ店員が歌って踊っておりました。
この店にはステージがあって、そこでのカラオケは名物コーナーのようです。

 ふと、男性二人とすれ違いざまに『見えそうで見えない』といった会話を聞いてしまいました。
いったい何が見えそうだったんでしょうか?

 ここでは古いオモチャや同人誌、アニメのセル画まで並んでいます。
中には『トトロ』や『ナウシカ』などのジブリ作品まで誇らし気に飾ってあり、他のセルの10倍以上の値札が貼ってありました。

 中古CDのコーナーを覗いてみると、コメットさん☆のも2枚見つかりました。
わたしはまだ一枚として所有していないので心を動かされたのですが、よく見てみると一枚2000円。
わざわざ中古品を選ぶメリットを感じなかったので、今回のものは見送りました。

 ■そしてネットカフェへ。■ 

 それからネットカフェへ行きました。
日曜ということで混んでおり、しばらく待たされること30分。
今回、ネットカフェを初めて利用したのですが、ドリンク類は飲み放題なんですね。
売店なんかもあるし、マンガもたくさん並んでいます。
仮眠もしていいみたいですし、まさにいたせりつくせり。
人気のある理由もなんとなくわかりました。

 それと驚いたのは、店内が薄暗くとても静かだったこと。
人はたくさんいるというのに完全に静まり返っていて、普通の会話すらしている人はいないようでした。
それがここのルールのようなので、わたしも出来るかぎり静かに行動。

 エセムークさんと隣同士の席を振り当てられたので、並んで座ります。
机の前は本当に真っ暗で、パソコンのモニター以外にはほとんど何も見えません。
こんな状態なのかと不安に思うと、机の上にライトのスイッチを発見しました。

 隣ではエセムークさんが、さっそくキーボードを叩きはじめています。
わたしもとりあえずキーボードとマウスを引っぱりだしました。
目の前にはウインドウズの画面、いつも使っているPCはマッキントッシュ。
操作するのはこれが初めてです。
まぁ、機種は違えど同じパソコン、基本的にはそう変わらないはずです。
インターネットの閲覧だけなら、すぐに理解出来るでしょう。
そう思ったものの、マウスに2つもボタンが並んでいるのが違和感を感じさせます。
マッキントッシュだと、大きいボタンが一つあるだけなのです。

 しかし、ネットをするといっても何を見ればいいのか…。
自宅でもネットは常時接続、ちょっと遊びに来ただけの大阪でわざわざ繋ぎたい場所も思い当たりません。
これがお互いサイト持ちなら、それぞれのページを見て笑いあえるかもしれませんが、ここはネットカフェ。
授業中の教室以上にシーンと静まり返っています。
この状況ではヒソヒソ声で会話することも、気を使ってしまいます。

 どんな会話をするにしてもストレスがたまりそうなので、自分のサイトの動作チェックをしてみることにしました。
今まではマックのノートパソコン、モニター800x600でしか閲覧したことがないので、これもいい機会です。
サイトアドレスはなんとなく思い出せそうでしたが、それより検索した方が早く確実なのはわかってます。
『メテオスマッシュ』とでも打ち込もうと思っていたところ、ふと見るとすでに隣でエセムークさんが開いてくれていました。

 トップページを見ると、隙間だらけのスカスカでした。
どうやらここのモニターの解像度は、800x600よりもずっと広く表示してくれるようです。
ページ全体の色も、なんだか濃く見えます。
背景色やお絵描き掲示板のイラスト、いつも見ているものとは違う感じです。
これはマックかウインドウズかというよりは、ノートかデスクトップかの違いが大きいと思います。
ノートの液晶だと、見る角度によって色調がかなり変化してしまうのです。
そのせいでお絵描き掲示板を利用するときなどに正確な色の判断がつきにくく、また微妙な色の変化がわからないというのが悩みの種でした。

 まぁ、思った程は崩れて表示されていないのが幸いでした。
エセムークさんがわたしのサイトを見て、いくつか感想をくれました。
それは嬉しかったのですが、エセムークさんの声は素でとても大きくて…。
ただでさえシーンとしている部屋の中に反響するわけです。
他にも利用者はいっぱいいます。
わたしはもう、恥ずかしくて仕方がありませんでした。

「ここはあれですよね。」
「あ、はい…。」
「いやぁ、絵がうまいですね。」
「そんなことは…。」
「あ、こんなサイトもやっているんですか?パワーパフファクト…。」
「しー!あの、もう少し静かに…。」

 エセムークさん、こんな状況でサイト名まで声に出すのはさすがに反則です(笑
そうこうしているうちにとうとう店員さんまで降臨、どうもすいませんでした。

 感想に関して、わたしのサイトはディープなファンのものに見えたということでしたが、自覚は薄いんですけどそうなんでしょうか。
でも基本中の基本であるアニメストーリーは、未だ全て視聴していなかったりします。
観れなかった再放送はビデオに録画したものの、どこにあるのかわからなくなってしまいました。
最終回付近や最初の何話かも抜けているので、そのうちビデオでもレンタルして最初から見直そうと考えています。

 メテスマ☆のサイトのことですが、わたしのサイト歴は2001年の『パワーパフガールズ』のファンサイトから始めており、関連サイトは全てここを基本ベースにして作っています。
背景色がピンクで統一しているのは、パワパフは女の子のファンが多いのでそうしました。
作るにあたってコメットさん☆サイトの方へも、そのままコピペで引き継いでいきました。

 それからチラっとエセムークさんの作ったページも拝見させて頂いたのですが、ページいっぱいに難しい文章がビッシリ並んでおりました。
なんですか、これは…。
さすが弁護関係の仕事をされているだけのことはあります。
わたしにはとても理解できそうにありません。

 そんなこんなで、残り時間は静かに読書タイムになりました。
ドリンクは飲み放題だったのですが、自販機が遠いために入れ直す気力が湧きません。
けっきょく最初の一杯のみ。

 こんな感じのネットカフェだったのですが、会計を済ませて去ろうとすると店員さんに引き止められてしまいました。
何だ何だと思っていると、どうやら座席に忘れ物があったようです。
わたしのカバンはあるし、エセムークさんのでしょうか?
何を置いてきちゃったんだろうとしばらく待っていると、戻ってきた店員さんの手の中には『ティンクルホン』。
エセムークさん〜(笑

 ■最後は串かつ。■ 

 いよいよオフ会も大詰めです。
そこから梅田駅周辺の地下街まで戻って、串かつ屋に案内して頂きました。
エセムークさんは他の『もっといい場所』へ案内してくれる予定もあったらしいのですが、『出来るだけ普通の方向で』とわたしのお願いを聞き入れてくれた結果でした。
頼み込むわたしの姿は、エセムークさんにはさぞや必死に映ったことでしょう。

 串かつ屋も今日が初めてです。
これも大阪名物だということ。
そういえば『キン肉マン2世でサンシャインがそんなことを語っていた』ことを思い出しながら、いくつか注文。
とりあえずはビールで乾杯。

 聞いたところによると、普段から仕事柄アルコールには慣れているとのことでグビグビいかれていました。
飲むのが早い早い、気が付くと同じサイズのジョッキの2本目を頼まれていました。
わたしは一番小さいサイズだというのに、エセムークさんは店で一番大きなサイズ。
この方にはとてもかないません。

 串かつを食べてみました。
とても脂っこい料理です。
なるほど、サンシャインが『油でムカムカくるから、つけ合わせのキャベツを食べて消す』などと語っていたことも納得です。

 しばらくして時計を見ると、もう7時になっていました。
こんなに遅くなるとは予想しておらず、用事もあったので、失礼ですが先に帰らせて頂くことにしました。
お別れして、再び電車でゴトゴト揺られて自宅へ帰宅。
用事を済ませてからおフロに入って10時前、そのままゴロンと寝てしまいました。
思った以上に疲れていたみたいです。

 ちなみに後日の連絡で知ったエセムークさんのその後は、串かつ屋を出た後さらに別の店へ飲みにいかれて、寝るのも忘れて電車で上京したとのことでした。
すごいエネルギーです。

 ■無事終了しました。■ 

 オフ会は今回が初めてでどんな流れになるかわからなかったので、わたしも話したいことや見せたいものなどをいくつか用意していたのですが、それらは出す機会を得られないまま、家につくまで完全に忘れてしまっていました。
思い返してみると、コメットさん☆の集まりらしかったところは最初の昼食時だけでした。

 環境的にそんな会話がなかなかしにくいというのが大きいですね。
よく考えたら、途中でカラオケボックスにでも入ればよかったのかもしれません。
個室になっているので、マニアックな会話も思いっきり出来そう。
今度こういう集まりがあったときは、途中でこのコースを入れるのもいいようです。

 最後に、エセムークさん、どうもありがとうございました。
貴重な体験をいくつもさせて頂いて、こちらも楽しかったです。


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