タイトル

 ■個人的な解釈によるキャラクター紹介■ 
 (少しずつ完成させていく予定です。) 
 ■コメットさん■ 
 (こめっとさん) 

 物語の主人公。
ハモニカ星国のプリンセス。
地球年齢12〜13歳。
素直で感情をそのままに表現する女の子。
星国での趣味は、生まれたばかりの星の子たちを観察すること。
本人はプリンセスである自分の立場を好きではないようで、その自覚もまだまだ足りない。
しかし、幾多の星の子たちに愛されていることからも、彼女の人間性を想像できる。

 たまに一般的な常識の概念を理解していないのでは?と思わせる面も。
物事の善悪を判断する前に、自らの旺盛な好奇心や感情に従って行動することが多く、そのせいで後に苦労することもしばしば。
地球に来た当初は気を張り詰めて頑張っていたようだが、同じ日本で星国から来たスピカと出会ってからは精神的にゆとりも出来たようだ。

 ちなみに今回のアニメ版コメットさんは3代目にあたり、初代と2代目は実写でのコメットさんとなる。

  (LAST UPDATE 2004/7/13)  

 ■ラバボー■ 
 (らばぼー) 

 本名、ラ・ヴァルモット・プロヴォーネ。
コメットさんの付き人として、いつもそばにいる不思議な生き物。
丸い頭がすごく大きいのに、身体はとても小さくバランスが悪い。
その為か、坂などの傾斜をうっかり転がりはじめると、自分ではもう止めることが出来ない。
誰かに助けてもらうか、どこかにぶつかるかするまで、コロコロと傾斜のかぎり転がり続ける。

 ゴムのような特性を生かしてピョンピョンと跳ねたり、ブワッと空気を吸い込み大きなアドバルーン状に膨らんで空を飛ぶことが出来る。
この形態では、頭の上にコメットさんを乗せて雲の上まで浮かび上がれるので、星力を集めるのにとても役立っている。
また、しっぽの部分は輝きセンサーになっており、近くにいる該当する人物をキャッチすることが出来る。

 特技には他に『喰いだめ』があり、一度お腹いっぱいまで食べると後は2、3ヶ月ぐらいは、全く何も食べなくても平気らしい。
これでもまだまだ余裕があるように感じられたので、もしかすると数カ月分ぐらいは軽くもつのかもしれない。

  (LAST UPDATE 2004/7/13)  

 ■メテオさん■ 
 (めておさん) 

 カスタネット星国のプリンセス。
地球年齢12〜13歳。
もう一人の主人公。
何かとコメットさんを目の敵にし、少しでも彼女より優位にたとうとあの手この手で努力する。
しかしその努力が報われることはほとんどなく、それどころか結果的にはコメットさんの手助けをしてしまうこともしばしば。

 基本的にゴーイングマイウェイな人で、わがまま、自己中的思考、なんでも自分の思い通りにならないと気のすまない人。
口からでまかせもなんのその、心にもない(?)ことを即興のアドリブでペラペラと話せる辺りはさすがである。
しかし星国のプリンセスとしての立場を受け止め、それにふさわしい振るまいを意識しているなど、プリンセスとしての態度はコメットさんよりもずっと立派。
たしょう好戦的なその性格も、星国の民から見れば安心して星国を任せられるので、頼りになると捉えられるかもしれない。

 地球に来た当初は気を張り詰めて他人を寄せつけないようにしていたが、風岡夫妻と本音を出し合った日を境に、素直に気持ちを表すことも出来るようになったようだ。
基本的に善悪や倫理観の意識も割としっかりしており、コメットさんにそれらを教える立場になることも幾度とあった。
コメットさんの前で精神的に幼くなってしまいがちなのは、それだけ彼女に気を許しているということではないだろうか。

  (LAST UPDATE 2004/7/13)  

 ■ムーク■ 
 (むーく) 

 本名、ムー・ヴァイツェン・クネーデル。
メテオさんの付き人。
ラバボー同様、丸い身体でピョンピョン跳ね、空気をいっぱい吸い込んで風船状に膨らむ事が出来る。
傾斜で転がりはじめると止まらない。

 星国に妻子を残して地球へと単身赴任。
わがままなメテオさんに文字どおり振り回されながらも、慣れない地球で一生懸命がんばる立派なお父さんである。
メテオさんとのつき合いは長い様子で、彼女の悩みや将来を本気で気にかけている様子。
もしかすると、自分の娘のような感情を抱いているのかもしれない。
何かとメテオさんに虐待されてばかりいるイメージがあるが、裏をかえせば、それだけ彼女が感情を素直に掃き出せる相手だということなのだろう。

  (LAST UPDATE 2004/7/13)  


 ■その他用語集■ 
 ■星力■ 
 (ほしぢから) 

 コメットさん☆の世界の魔法の元。
これがなくなると、魔法の類いは一切使えない。
大きな力を発揮しようと思えば、それに比例するだけの星力が必要になる。
これは星の子たちが貸してくれる力のことで、分けてもらうときには星国ビトのバトンの中に集められる。
理不尽な使われ方に反乱を起こしたこともあり(第26話)、星力はただのエネルギーの固まりではなく、意思を持った生命体のようなものなのかもしれない。

 コメットさんはこの力でメロンパンを出現させていたが(第1話)、パンに変わった星の子を食べていたのだろうか。
これは星力として集められた星の子が出したメロンパンで、役目を終えた後は再び空へ帰って行ったと考えるのが妥当なところだろう。
パンは一体どうやって出したのか気になるところだが、星の子が自ら作り上げたのかもしれないし、どこか適当な店先の陳列棚から瞬間移動でもさせたのかもしれない。

 また、星力はよく足りなくなることでも印象が強い。
一晩の間に何度も収集したこともあり(第26話)、星力を集めること自体はとくに制限はないようなので、単にコメットさんの力不足なのではないだろうか。
きっと彼女は力を蓄えるための最大容量が、まだまだ少ないのだろう。
一度にたくさんの星力を集められるようなるためには、ある程度の年齢や経験に訓練、それと高性能なバトンも必要なのかもしれない。
しかし中でも一番大切なのは、より一層の星の子たちとの信頼関係を築くことではないだろうか。

 星力が足りなくなる理由としてさらに考えられるのは、ずばりコメットさんの無駄遣い。
なにかと便利なこの力を、彼女は頻繁に利用している。
しかしメテオさんも同様の頻度で使っているので、無駄遣いというよりは星国でそれだけ生活に密着した力だったということが予想でき、これは仕方がないことなのかもしれない。

 もう一つ考えられるのは、地球での環境の影響。
すぐ近くで星の子と触れ合えた星国とは違い、地球上では星々との距離は遠く離れ、さらに厚い大気もかなりの抵抗になる。
これらの条件が影響することを考えると、地球ではただでさえ集めにくい星力を、さらに通常より多く消費してしまっているのかもしれない。

 『第1話 星の輝きを持つ者』で初登場。
以降、コメットさんやメテオさんと切っても切れない関係として、最終話まで活躍を続ける。

  (LAST UPDATE 2004/7/13)  

 ■星のトレイン■ 
 (ほしのとれいん) 

 ハモニカ星国と地球を繋ぐ銀河鉄道。
つまり蒸気機関車型の宇宙船。
ネコの車掌とイヌの機関師が運行している。
コメットさんはこれに乗ってやってきた。
他にも星国の者が乗り、たびたび地球を訪問している。
トライアングル星雲がどこにあるのか不明だが、地球よりかなり離れた場所であると仮定すると、これらの星と星を一日どころかわずか数時間(もしかすると2、3時間)で行き来出来るという、乗り物としてはもの凄い速度で宇宙を航行する性能をもっている。(参考までに地球-火星間の距離は7800万km)
このような長旅に備えてか、トイレも備えているらしい。

 第7話で地球へ降りたときは、弱った妖精を乗せて深夜に地球を出発、夜が明けた頃にコメットさんの元へ妖精は元気になったとの報告が入る。
このことから考えると、トレインは地球-星国間を一晩で走破したことがわかる。
弱った妖精が治療を受けて元気を取り戻すまでの時間も考慮すると、実際にはさらに短い航行時間だったのだろう。
遥か彼方の星とのことだが、星人にとっては地球への訪問は、ちょっとした日帰り旅行の感覚なのかもしれない。

 星のトレインは巡航速度を出すと光の彗星となり、外見から車体の形状は判別できなくなる。
ここからさらに速度を上げることも可能で、その段階では異次元空間にでも突入するのか、瞬間的に車輌が消失しているように見える。
これはおそらく、何らかのワープシステムが搭載されているものと想像できる。

 コメットさんは地球に来るとき、ティンクルバトンを振ることで星のトレインを出現させていた(第1話)
まるで彼女自身でつくり出したような描写にも見えるのだが、プラットフォーム自体はすでに星国に存在しており、車輌自体もどこかに待機していたと考えるのが妥当だろう。
おそらくここでコメットさんが使った星力は、トレインを呼び出すための合図でしかなかったのではないだろうか。
つまり星力が、地球でいう乗車キップのような役割をするのかもしれない。

 『第1話 星の輝きを持つ者』で初登場。
以降のエピソードで、ハモニカ星国の者が地球へ訪問する度に登場する。
『第29話 カスタネット星国の嵐』では、航行中のパパのヨットへ向かう為に、コメットさんが呼び出すこともあった。

  (LAST UPDATE 2004/7/13)  

 ■星のトンネル■ 
 (ほしのとんねる) 

 コメットさんが地球で作った、トンネル状の高速移動空間。
気に入った場所をマーキングしておくことで、後にどこからでもそこへ移動トンネルを繋げることが出来る。
ミラやカロン(第26話)、メテオさんも自らつくり出していたことから(第33話)、星人の移動手段としては特に珍しいものではないのだろう。
トンネル内に侵入すると、フワフワ浮かびながら勝手に目的地までたどり着ける。
移動の途中で任意に空間を抜け出すことも可能。
ゲートを開く際には星力が必要になり、消費する力は移動する距離に比例して大きくなる。
もしも星力が必要な数に足らないと、トンネルは向こうのゲートに繋がらず完成しないまま途切れてしまう。
その場合にいつまでも入り口ゲートに戻らないでいると、トンネルそのものが消失し外へ放り出されてしまうことになる。

 トンネルの中からは移動時に外の光景を見渡すことが出来るが、逆に外から中の様子は全く見えないようになっている。
しかし声などの音は外部からも内部からもつつぬけになり(第3話)、また外の大気の温度などもトンネル内に影響をもたらすことから(第20話)、どうやら別次元の空間を移動する類いのものではなさそうだ。
光学的なステルス機能を備えた、個人移動用のスカイハイウェイとでもいうものだろうか。
コメットさん☆らしく言うならば、ミルキーウェイと名付けるのもピッタリ来ると思う。

 後に恋力を使えるようになってからは一気にパワーアップした、星のトンネル ラブリンバージョンが登場(第21話)
これはゲートとゲートとを直接つなげることが出来るようになり、トンネル内部を駆け抜ける手間は消失。
移動にかかる時間は実質的にゼロになっている。

 マークした場所と場所とを繋ぎ、高速で移動出来るものの移動にかかる距離までは短縮出来ないのが、初期のトンネルの特徴。
そして、移動先のマーキングが必要な条件こそ変わらないものの、空間と空間を直接つなげて時間と距離の概念を一切取り去ってしまうのが、ラブリンバージョンのトンネルの特徴である。

 『第3話 星のトンネル』で初登場。
以降のエピソードで、コメットさんがツヨシくんとネネちゃんと一緒に頻繁に使用する。

  (LAST UPDATE 2004/7/13)  

 ■ティンクルスター■ 
 (てぃんくるすたー) 

 コメットさんが地球に来るときに持たされた、星形のペンダント。
中はラバボーの住処になっており、彼が中に入っているときは輝きセンサーとしての機能が働く。
最初から備えていた機能なのか、それとも予期せぬ出来事なのか、後にラバボーの精神状態がコメットさんに伝わってしまう働きまで発動(第20話)
それはしばらくの間、影響を受けたコメットさんが一人であれこれ悩むことの原因になった。

 『第1話 星の輝きを持つ者』で初登場。
以降、コメットさんのトレードマークとして、必ず胸元にぶら下がっている。

  (LAST UPDATE 2004/7/13)  

 ■ティンクルホン■ 
 (てぃんくるほん) 

 コメットさんが桜の花びらを元に星力でつくり出した、専用の携帯通信機。
一見するとダイアル式のアナログ電話を連想させられるが、中身はデジタルの最新型。
カラー液晶モニターを備えテレビ電話機能を搭載、使用していないときは現在時刻などを表示する(第5話)
また、直前の通話を自動的に記録し、自由に再生可能な機能を搭載(第12話)
地球の電話回線との相互通信も問題なく、さらに遠く離れた星国とのリアルタイムでの会話まで出来てしまう。
明日香や優衣から電話がかかってくることもあり(第16話)(第28話)、ティンクルホンには専用の電話番号が存在することがうかがえる。
何番にかければコメットさんに繋がるのか、ぜひ教えてもらいたいところだ。

 『第2話 新しい家』で初登場。
以降のエピソードで、コメットさんが頻繁に使用する。

  (LAST UPDATE 2004/7/13)  

 ■超愛戦士メタルマン■ 
 (ちょうあいせんし めたるまん) 

 ツヨシくんが夢中になっている巨大ヒーローロボット番組。
ラジコンのオモチャを所有し、変身時のセリフも暗記、自分で番組をビデオに録画してコレクションしているなど、かなり熱が入っている様子である。

 「今この時、地の力を得て、天を貫く刃と化す!メタルスーツ装着!」
ヒーローが変身ポーズをとると、何枚ものカラフルな鉄板がどこからともなく飛来し次々と合体。
そうして巨大なロボットヒーロー、メタルマンロボは誕生する。
ロボのデザインは着ぐるみをイメージし、登場する敵は恐竜型のモンスターだったことから、この番組はアニメ作品ではなく特撮ヒーローものの可能性が高い。

 おそらく正義のため、地球の平和を守るために戦っているのだろうが、とにかくこのヒーローは街を壊す。
戦闘の巻き添えは仕方がないのかもしれないが、ビルを掴み上げて敵に向かって投げ付けるなど、自ら積極的に破壊活動をしていたような印象さえ抱かせる。
ちなみにこのビデオを観た景太郎パパも「街を壊し過ぎ」との感想をつぶやいている。

 『第18話 戦うロボ』に登場。
『第32話 ノコシタオバケがやってくる』では、ロボのお面を頭につけたツヨシくんの勇姿が見られる。

  (LAST UPDATE 2004/7/13)  


■ HOME ■

- Metesma☆ comet-san go!go!:since 2003/3/22 Webmaster:rasukaru E-mail:rasukaru_ex@yahoo.co.jp -